毎日の生活に欠かせない「靴」。
みなさんはどのような靴を履いていますか?
数年前、通勤時間の電車では、革靴やヒールを履いている方を多く見かけたような気がしますが、オフィスカジュアルが浸透してきたのか、きれいめのスニーカーを履いている人も増えてきたなと感じるこの頃。
入社してようやく仕事環境に慣れ始めた頃にこんなことを考えていました。
「うちの会社、オフィスカジュアルだからスニーカーでもいいんだよな。でも、みんなはどういうこだわりで会社に履いていく靴を選んでるんだろう…?」
意外と足元って見られていますし、オフィスカジュアルとはいえ、崩しすぎない限度が難しいと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は清和ビジネスのスタッフに「靴」に関するアンケートを取り、靴に関するこだわりやお悩み、清和ビジネススタッフ独自の解決方法もインタビューしましたので、ぜひご覧ください。
今回は【女性編】ですが、後日【男性編】も掲載予定です。
みんなの靴について教えてください!
①通勤用の靴は何足持っていますか?
まず、通勤用の靴を何足持っているかについては、僅差ですが2足~3足が1番多い結果となりました。みなさん気候や気分に合わせて履きまわしているようです。
②会社用と私用で靴を使い分けていますか?
きれいめのスニーカーの場合、私用として購入した靴でも会社用として使えそうですが、実際はみんな、用途別で使い分けているのか気になったので聞いてみました。
結果は、約7割の人が会社用と私用を「併用」していました。一方、使い分けている人の理由としては「会社ではとにかく足に負担がかからない靴を履くため、私用で履いている靴と分けている」という理由や、「会社用は、お客様に良いイメージをもってもらうために無難な色の靴にしている」という理由が挙がっていました。
さらに、会社用の靴の中でも「通勤用」と「社内用(日中用)」で履き替えているかも聞いたところ、
履き替えているという方が約20%もいました!
社内で履き替えている人を見たことがなかったので10%もいないだろうなと思っていたのですが、割合で言うと5人に1人が履き替えているというまさかの結果でした。(まったく気付かなかったです…)
「来客が多い日は、通勤はスニーカー、社内にいるときはヒール付きのパンプスにしている」など、シチュエーションによって使い分けている方も多いようです。
シチュエーションに合わせて靴を使いわけるというのは、生産的に働くために仕事の内容によって働く場所を選択できる「ABW」の考え方と似ていませんか?
清和ビジネスは、オフィスの移転・リニューアルを企画設計から最終的なオフィス構築まで、プロジェクトを一貫してマネジメントしています。営業・デザイナー・アシスタントスタッフがほぼ同じ割合でいる構成となっています。
それぞれが業務内容によって靴を選択できるというのは、働きやすい環境につながっているのかもしれません。
③会社で使用する靴で多い種類は?
会社で使用している靴で多い種類を聞いたところ、圧倒的にスニーカーが人気でした!
その理由のほとんどが「ヒールありの靴は長時間履いていると足が痛くなってくるため、疲れにくいスニーカーにしている」という理由でした。また同様の理由で、ヒールがないパンプス・ローファーを選んでいる方も多くいました。
そんな靴に対して、みなさんどんなこだわりを持っているのでしょうか?
④こだわっているポイントはなんですか?
1位は「自分の足に合っているか」、2位は「見た目・デザイン」、3位は「同じメーカー・シリーズを愛用している」という結果でした。
「自分の足に合っている=同じメーカー・シリーズの靴を買っている」という方が多く、つまりは「自分の足に合っていて負担がないか」という点が重要視されていました。この結果により、スニーカーやソールなしの靴を選ぶ人が多い理由が分かりますね。
⑤靴を選ぶ際、悩み事・困りごとはなんですか?
靴に関しては、なかなかこだわりにピッタリのものが見つかりにくい…。
靴についてどんな悩みを持っているのか聞いてみました。
「履き心地のいい靴が見つからない」「雨で濡れた靴で1日いるのが苦痛」といったお悩みが多く、中には外反母趾に悩まれる方も多くいました。自分の足に合った靴は試着に行かないとなかなか見つからないですし、防水機能がしっかりとしている靴は高いから買うのを少しためらってしまったりします。
そんなお悩みに対して、対策をしっかりしている清和ビジネスのスタッフに取材協力をしてもらいました!ありがとうございます。
私はこうやって解決しています!
「お気に入りの素材」&「中敷き」にこだわる
履き心地の良い靴について、デザイナーの白鳥さんにインタビューしました。
白鳥さんの場合はお気に入りの素材であること・中敷きを使うことで、履き心地のいい靴を実現しているそうです。
白鳥さんのお気に入りの素材はGORE-TEX(ゴアテックス)。
「防水加工もされていて履き心地もいいので、GORE-TEXのスタンスミスが発売されるとつい買ってしまいました。」と話す白鳥さん。
4足くらいのスニーカーをその日の気分やコーディネートに合わせて選んでいるようです。
スニーカーをよく履く理由としては、
「オフィスカジュアルが始まる前はスニーカーではなく、革製品を履いていました。スニーカーもOKとなった今は、オフィスカジュアルが始まる前に比べるとだいぶ楽になりました。」と語る白鳥さん。
「デザイン部は基本オフィスにいることが多く、スニーカーをよく履くのですが、外出する際はローファーなどの革製品を履くようにしています。お客様に失礼がないよう、気を付けています。」ときちんとTPOを意識して靴を選んでいました。
さらに、衝撃吸収を謳った中敷きを入れることで、通勤時間の足に対する負担を軽減しているのだそう。
このようにして履き心地のいい靴を再現しているのですね。
「機能性」と「デザイン」を兼ね備え、シチュエーションに合わせた靴を履く
つづいて雨の日の靴について、営業職の工藤さんにインタビューしました。
工藤さんの場合は、機能性をとにかく重視し、その中でも好きなデザインの靴を基準に選んでいるそうです。
この日は「午後から雨予報だったのでレインシューズを履いてきました」という工藤さん。
ぱっと見てレインシューズと気づかないほど、まさに機能性とデザインを兼ね備えた靴を履いていました。
これなら雨の日も靴が濡れないですし、急にお客様の元へ伺うことになっても問題なさそうですね。
新潟在住の工藤さん。
週に1回は東京オフィスへ出社しているのですが、移動時間はドアtoドアで2時間以上かかるそうです…!
そのため、履き心地が大事なのはもちろんなのですが、急にお客様の元へ行くことになっても問題がないように、ヒールのないパンプスやローファーをよく履くとのこと。
お客様に失礼のないようにTPOに合わせて靴を選んでいるようです。
「新潟に引っ越す前は外回りの多い営業職だったので、どんな靴でもどうしてもすぐにダメになってしまいました。その頃は3千円くらいのパンプスを何足もストックして履きまわしていましたね(笑)
今はそこまで外回りがないので、機能性を重視して1万円くらいの靴を履くようにしています。」と話す工藤さん。
業務内容やシチュエーションに合わせて、履く靴のグレードを変えるのも快適に過ごすために重要なポイントかもしれません。
<結論>靴は「自分の足に合ったもの」「TPOに合ったもの」を履く!
当たり前かもしれませんが、実はとても大切なことです。
自分の足に合った靴を履くことで足を痛めることもなくなり、TPOに合った靴を履くことで相手から持たれる印象について悪い印象を持たれないかと悩んでしまう理由の一つがなくなり、心身的な負担も軽減されるのではないでしょうか。
そう考えると、靴選びを見直すこともWell-beingな環境で働くことに繋がりそうですよね。
清和ビジネスでは、人々がはたらく場をWell-beingな環境に整えるソリューションをご提供しています。ぜひ、はたらく環境の小さなお悩みからお気軽にご相談ください。