
今回は、昭和100年特集の第3弾として、昭和と令和の「働き方」の違いを昭和から令和にタイムスリップした“おじさん会社員”の目線でご紹介いたします。
▽前回の昭和100年特集は下記からご覧いただけます
目次
- 「ワークライフバランス」が求められる令和
- 16時に「お先に失礼します」が許される令和
- 場所を選ばない働き方
- 議事録はAIがとる時代!?
- 時代は変わる、働き方も変わる——柔軟に「はたらく」という選択
- 編集後記
「ワークライフバランス」が求められる令和
「奥さんが遅くまで仕事あるから、保育園の迎えに行った後夕飯作るんだけど、何作ればいいかな~」と話す若手男性社員がいた。
――奥さんが遅くまで仕事?夕飯を作るのは旦那さん?私の中では、結婚したら女性は寿退社、家庭に入るのが当たり前だった。ところが令和では、男女ともに働く「共働き」が主流らしく、出産後も職場復帰する人が多いらしい。
しかも、ただ働くだけじゃない。令和では「多様性」や「健康的な働き方」が重視されているそうで、誰もが心身ともに健康的にイキイキと働ける環境づくりが進んでいるようだ。これを「Well-being(ウェルビーイング)」というらしい。昭和の私には聞き慣れない言葉だが、どうやら“幸せに働く”という考え方らしい。
▽「Well-being」ってなに?詳しくはこちら
16時に「お先に失礼します」が許される令和
その男性社員は、16時になると「お先に失礼します」と颯爽と帰っていった。どうやら子どもが小さいうちは「時短勤務制度」を使って早く帰ることができるらしい。さらに「フレックス制度」というものもあり、コアタイム(会社によって異なるが、例えば10時~16時)さえ出勤していれば、出社・退社の時間は自由とのこと。
育児や介護をしながらでも、無理なく働ける制度が整っている。これが「ワークライフバランス」というやつか!
昭和時代を生きる私は「働いて働いて働いて働いて働いてまいります!」と上司に言っていたものだが、令和は就業時間の長さにかかわらず仕事がきちんとできていれば評価される時代なのだ。
ただし、このバランスを保つには「業務の効率化」が欠かせない。そこで登場するのが、令和のデジタル技術。これがまた、昭和のおじさんには驚きの連続だった。

場所を選ばない働き方
令和でも基本的にはオフィスに出社して働くスタイルが多いが、なんと2020年頃に世界的なパンデミックが起こり、出社できない時期があったそうだ。そこで急速に広まったのが「テレワーク」。家でも仕事ができるように、ノートパソコンの支給、紙資料のデータ化、WEB会議の導入などが一気に進んだという。
さらに驚いたのが「電子印鑑」。昭和では印鑑を忘れたり、上司が不在で捺印が回らないときは仕事にならなかったが、今ではペーパーレス化が進み、電子印鑑で済むらしい。ハンコ文化も変わったのか…。
そして「シェアオフィス」なるものもある。外出先から会社に戻らずとも、契約しているレンタルオフィスで仕事ができるという。
オフィスで働くことを中心としながらも、どこにいても、誰とでも繋がりながら快適に働ける。場所に縛られない働き方が、令和では当たり前になっているようだ。
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議事録はAIがとる時代!?
「最近、AI議事録のデバイスを導入したんです~」と目を輝かせて話す総務担当者。AI?デバイス?何を言っているのかさっぱりわからなかったが、どうやら会議の内容を機械が自動で記録・要約してくれるらしい。まるで猫型ロボットのひみつ道具のようだ。
昭和では議事録をとるのは新入社員の登竜門。上司の話を一字一句逃さずメモするのが仕事だった。しかし、議事録に集中するあまり、会議の内容が頭に入らないなんてこともあった。AIが議事録をとってくれるなら、若手社員も会議に集中できるし、内容の整合性もとれる。まさに一石二鳥だ。
さらに機械の種類にもよるが、このAI議事録は、外国語にも対応しているという。海外支部との打ち合わせもスムーズに進むらしい。外国人労働者の受け入れが進んでいる令和では、グローバル対応は欠かせない。オフィスの文化も、国際化しているのだ。

時代は変わる、働き方も変わる——柔軟に「はたらく」という選択
定時になると「今日はノー残業デーなので、みんな帰りましょう~」という声が。えっ、残業しなくていいのか…?昭和では「定時=ここからが本番」だったのに…。令和では、働きすぎを防ぎ業務効率化を図るために、週に一度は残業をしない日を設けている企業もあるらしい。

帰りの電車に乗ろうとしたその瞬間、ふと気がついた。車内の雰囲気がどこか懐かしい。スーツ姿の男性が多く、新聞を広げている人もいる。あれ?これは…昭和の電車じゃないか。どうやら私は、令和から昭和に戻ってきたようだ。令和のテクノロジーに満ちた空間から戻ってきた今、昭和の空気が妙に心地よく感じる。
私が令和で見た働き方の数々は、決して夢ではなく、令和の時代を生きる人々が選び築いてきた新しい「はたらく」のかたちだった。
昭和の価値観を否定するつもりはない。私の時代には、私の時代なりの誇りと情熱がある。しかし、時代は変わる。人も変わる。働き方も変わる。
大切なのは、変化を恐れず、柔軟に受け入れること。そして、自分にとっての「心地よい働き方」を見つけることなのだろう。
編集後記
昭和100年特集を3本立てでお届けしました。昭和から令和にかけて、「はたらく」ことへの考え方も、働く人の姿も大きく変化しました。
それでも、どんな時代でも「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」という思いは、きっと変わらないのではないでしょうか。
hatarakuでは、働き方を少しずつアップデートできるような情報をこれからも発信していきます。今後の記事も、ぜひご期待ください。
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