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ハイブリッドワークを進化させる環境づくりとは?<先進的テレワーク実践企業見学会>

清和ビジネスは、東京テレワーク推進センター様*が主催する「先進的テレワーク実践企業見学会」におけるモデル企業として選出いただき、オフィスツアーを開催いたしました。

様々な業界の人事・総務ご担当者様、約20名の方々にご参加いただき、これからのテレワークをはじめとする、最適なハイブリッドワークはどのようにあるべきか、また、企業が抱えるハイブリッドワークへの課題解決に向けた取り組みなどについてをお伝えいたしました。
清和ビジネスが実践してきたハイブリッドワークモデルを実際に見学いただきながら、「はたらく」をもっと進化させていくために、有意義な交流を深めることができました。

今回は開催したオフィスツアーの内容をご紹介いたします。

東京テレワーク推進センター
東京都と国がテレワークの普及を推進することにより、企業における優秀な人材の確保や生産性向上を支援するために設置したワンストップセンターです。

目次

最近のテレワーク事情とは

働き方の選択項目としてテレワーク制度は必須に⁉

新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに、日本でもテレワークを導入する企業が大幅に増加し、今や新しい働き方のひとつとして広く普及しています。
東京都が毎月行っている「東京都内のテレワーク実施率調査(2024年3月の調査結果)では、都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は43.4%、従業員300人以上の場合66.7%という結果が出ています。
参考URL https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/04/10/03.html 

令和5年5月8日から新型コロナウイルスが「5類感染症」に移行されたこともあり、近年オフィス回帰の傾向も進んでいますが、依然としてテレワークを活用する動きは健在です。

特に、東京都内など大都市圏の場合では

  • テレワーク向きの職種が多い
  • 長時間の通勤時間がなくなり業務が効率化できる
  • ワークライフバランスを大切にしたい
  • テレワーク制度がないと優秀人材が獲得しにくい

といったように従業員や採用応募者からのニーズが高くなっています。

特に採用面においては、テレワークを経験している若手層においては、働き方の選択肢としてテレワーク制度は必須とも言えるものとなっており、選ばれる企業になるためには欠かすことのできない重要な要素とも言えます。

テレワークにおける様々な課題

しかし、テレワークにおける課題も浮き彫りになっているのも事実です。今回、オフィスツアーに参加された企業の皆様からもいろいろな声が聞かれました。
「人とのつながりが希薄になり帰属意識が低下している…」
「テレワークの業務管理が難しい…」
「ICTへの投資が大きい…」
「テレワークやオフィスでのセキュリティが心配」など……。

では、これらの課題について、今後のハイブリッドワークにおいて、どのような環境づくりや取り組みを行うべきなのでしょうか?
清和ビジネスでの新たなハイブリッドワークへの環境づくりに向けた具体的な取り組みなどをご紹介しながら、今回オフィスツアーに参加された方々の反響やご意見などを交えてお伝えします。

最適なハイブリッドワークの環境づくりを、トータルに構築することが重要!

優秀な人材の獲得や従業員の業務の効率化・生産性向上、顧客やステークホルダーからも選ばれる企業になるためには、以下のように働き方、働く場、働く環境をトータルな視点で捉え、ハイブリッドワークをより進化させたリアル&デジタルにおける新たな環境の構築が重要だと清和ビジネスは考えています。 

清和ビジネスが提唱する、これからのハイブリッドワークスタイル

  • オフィスや自宅、シェアオフィスなど、時間や場所にとらわれない効率的で、生産性の高い新たなハイブリッドワークの推進
  •  デジタルを活用した効率的なワークスタイルとハイブリッドワークに適した新たなオフィス環境の構築
  • 業務パフォーマンスが向上する、Well-beingなワークプレイスの確立
  • 採用ブランド力を高める、オフィスブランディングの強化

当日参加いただいた方々には、このようなポイントをお伝えした上で、実際にオフィスツアーを体験していただいた際に、リアクションや反響の大きかった点などをご紹介していきます。

「スタンディングワーク(電動式昇降デスク)」の効果に多くの驚きの声が!

普段使っているデスクは、実は低かった!

清和ビジネスでは、いち早くWell-beingの重要性に着目し、社員が健康で、生き生きと働ける環境づくりを目指した取り組みを実践。2014年に、電動式昇降デスクによるスタンディングワークを導入。2016年には、全社員に電動式昇降デスクを導入しました。

参加された方々にも実際に体験していただきましたが、まず驚かれたのが、「従来のオフィスの一般的なデスクの高さである72cmは低かった!」ということでした。清和ビジネスでは、社員が使っているデスクの高さを定期的に計測したところ、男女とも一般デスクの高さよりも高い76〜78cmに設定していました。

昇降デスクを導入することで、業務内容に合わせて姿勢と気持ちを切り替えることができ、効率的かつ集中して働くことが可能になります。また、ノートPCやスマートフォンの使用時間が長時間となるために、座ったままだと無意識に姿勢が悪くなり、疲れやすくなります。
そこで、スタンディングワークを取り入れることで背骨を自然なS字に保ちやすく、急増する「ストレートネック」への改善策としても効果的です。社員も健康的で疲れにくい働き方ができ、生産性向上にも貢献しています。
清和ビジネスでは、外部機関による実証試験を行った結果、健康面でも多くのメリットがあることが実証されています。

実際にスタンディングワークを体験いただいている様子

さらに、昇降デスクを4人島に配置していることにも、参加者の新たな発見が。 
従来の座った状態のままで仕事を行うアイランド型の対面式レイアウトに比べて、昇降デスクを4人島に配置することで、各自の姿勢や視線に変化が生まれ、互いにカジュアルに話しかけやすくなり、コミュニケーションがより活性化するという効果が出ていることに、参加者の皆さんも大いに魅力を感じられている様子でした。
また、通路を歩いている人からも声をかけやすくなり、コミュニケーションを増幅する交差点とも言える役割を果たしています。さらに細かな点では、後ろの席の人の椅子とぶつからないか、気にする必要もなく、ちょっとした不快感もなくなることが期待できます。

参加者からの関心も高かったテレワーク、オフィスでのセキュリティ強化

現在の清和ビジネスでのリモートワーク実施状況は、営業職は、在宅勤務は基本実施していませんが、代わりに出先からも効率良く働くことのできるモバイルワークを実施しています。
スタッフ部門は主に在宅勤務を利用しており、新型コロナウイルスが2023年5月8日に5類感染症へ移行したタイミングで、在宅勤務については各本部で運用する事としました。

参加者の方々からも関心が高かったのが、「テレワーク・オフィスのセキュリティ面を、今後どのように強化したらよいか」という点でした。 
清和ビジネスではICT/IoTを活用し、各自の出社状況とオフィス全体での利用状況や位置情報を見える化する機器の導入も可能です。アンチパスバックによる出社率のモニタリングやテレワーク、フリーアドレスに対応した座席管理(ホテリング)、行動記録、Wi-Fiを活用したヒートマップなどのシステムを活用しています。
これにより、オフィス出社率指数などを定量的な把握することができ、セキュリティ面を強化させながら、最適なハイブリッドワークのあり方に向けた検証や改善にも繋げることが可能になります。

最も効果的と考えられるセキュリティソリューションやツールについても、清和ビジネスでは、ITソリューション部門を中心に、ベンダーフリーによる外部パートナーとの連携により、その企業に応じた最適なソリューションをご提案しています。

チームでのコミュニケーション活性化のために、様々な目的に応じたコミュニケーションスペースを整備

清和ビジネスでは、その日の仕事内容や気分、コミュニケーションをとる相手などに応じて、自ら働く場所や働き方を自由に選ぶABW(Activity Based Working)に加え、社員の心身の健康を促進するWell-beingな環境づくりのもと、ハイブリッドワークを進化させながら社員が生き生きと健康的に働けるオフィス環境づくりを推進しています。

ハイブリッドワークが進み、社員がオフィスに来る目的として重要視される要素も変化しています。チームでのコミュニケーション活性化や組織を越えたコラボレーション、アイデア検討やブレインストーミング、経営のベクトル・価値観の共有、帰属意識の育成といった点へ、オフィスに求められるニーズも変化しており、これらに対応した新たなオフィス環境づくりが求められています。

 例えば、今回のオフィスツアーにおいても、清和ビジネスのオフィス内でのコミュニケーション活性化のために、目的に応じた様々な形態のコミュニケーションスペースをご案内しました。 その中でも参加者の方々が、「なるほど」と興味を持たれたのが”ファミレス席”です。

このスペースは、ちょっとした打合せを行うのに最適なカジュアルなコミュニケーションスペース。仕切りのある半解放型の空間で一定のプライバシーも保てるため、リモートでのチームの打合せなどもできるように環境整備されています。

このスペースのユニークなポイントは、あえて予約ができないようにしてあるという点です。例えば、お客様からの要望があったのですぐにチームで話をしたい、新しいアイデアを思いついたので他のメンバーにすぐ意見が聞きたいなど、いつでも誰もが気軽に活用できる環境をつくることで、チームコミュニケーションやプロジェクトのスピード感を上げ、新しいアイデア創発に必要なコミュニケーション機会を創出するといった役割を担っています。

 今回のオフィスツアーでは、参加された企業の皆様からも積極的にご質問やご相談などをいただき、これからのハイブリッドワークにおける新たな働き方や働く環境を通して意義深い交流をさせていただくことができました。
時代変化のスピードが一段と早まる中、清和ビジネスでは自らのオフィスにおいて時代に先駆けた働き方やオフィス環境づくりをさらに追求し、そこから実証された独自のノウハウに磨きをかけ、「はたらく」を進化させるソリューションカンパニーとして、皆様と共に新たな価値創造を加速させていきます。

実際に見て、聞いて、相談もできる
清和ビジネスのハイブリッドワーク環境を体験してみませんか?

清和ビジネスでは、テレワークやシェアオフィスを含め、社員が業務内容に合わせて場所を選択して働くことができるABW+Wellな新たなハイブリッドワーク環境をご提案しています。
そのノウハウが詰まったワークプレイスを、オフィスツアーで体験してみませんか?
もちろん皆様の課題やお悩みなども、お気軽にお聞かせください!
ぜひ、ご参加をお待ちしております。

▷ オフィスツアーのお申し込みはこちらから


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