清和ビジネスでは、2023年5月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第11回 働き方改革EXPO(春)」の来場者を対象に「Well-being」に関するアンケートを実施いたしました。
577名のオフィスワーカーへ質問
展示ブースでは、組織のWell-beingを実現させるために、オフィスや働く場の環境をどのように整えることが重要なのかを約10年にわたる自社オフィスで行った実証実験をもとに提案いたしました。
1,000名以上の方がブースにお立ち寄りいただき、577名の方へWell-beingに関するアンケートを実施。Well-beingの実現に向けて「オフィスワーカーの声」を収集いたしました。
アンケート結果より
設問:あなたは「Well-being(ウェルビーイング)」に働けていますか?
Well-beingに関心をもっている人のなかで、現在の状況についてお伺いしました。(n=79名)
検討はしているものの…
Well-beingを実現できている、実感しているという方は少なく全体の14%となりました。
Well-beingが注目され、検討はしているものの具体策が見つからずにいるという声が非常に多く聞かれました。
設問:Well-being(ウェルビーイング)の実現に向けてオフィスに取り入れたいものは?
具体的に施策として、オフィスに取り入れたいものについて質問をいたしました(n=577)
リチャージに関する要望が最も多い結果に
オフィス内のリフレッシュスペース・休憩スペースの充実を求める声が最も多い結果となりました。
とくに仮眠スペースや人の目を気にせず休める空間を希望する声が多く、なかには現在のオフィスに休憩スペースはあるものの「サボっている」と思われることを心配し、利用されずにいるという声も聞かれました。
バイオフィリアの導入(オフィスに植栽や自然の要素を加える)についても多くの声が集まりました。
すぐに取り入れやすい点もあり、植栽やアロマの導入をWell-beingに向けた「きっかけ」にしたいという声も聞かれました。
また、少数意見のなかには、「在宅勤務をやめたくない」「フリーアドレスの席が足りない」「固定席に戻したい」といった声もあり、Well-beingは働き方やオフィス環境、またその運用のルールが影響していることが解ります。
<そのほかの声(抜粋)>
-
在宅勤務をやめたくない
-
フリーアドレスの席が足りない
-
固定席に戻したい
-
リモートワークの環境を整えて欲しい
-
オフィスにサラダバー、ウォーターサーバーの導入
-
ビール飲み放題をオフィスに導入
-
オフィスにゲーム機を置いて欲しい
-
サウナが欲しい
株式会社清和ビジネス 働き方デザイン本部本部長の丸山史夫はアンケートデータに対し次のようにコメントしています。
丸山:
徐々にですがWell-beingの認知度が上がっていることを感じますが、まだまだ所定の休憩時間以外にリフレッシュしづらいという会社は多いようです。
以前からオフィスで切れ目なく会議や作業するより、少しでも休憩した方が仕事は捗る、雑談を通じてアイディアをもらうという話はよく聞かれ、何もWELL認証が言い出した話ではありません。
社員に創造性を求める今、会社側は古い慣習をすぐに見直し、社員が健康(身体も心も対人関係も良い状態)で、自ら働き方を選べる環境づくりを検討する時期にあると考えます。
セミナー動画のご案内
清和ビジネスでは、今回の働き方改革EXPOにて展示、提案した内容を改めてオンラインセミナーにてご説明させていただきました。
こちらのセミナーのアーカイブ動画を公開しています。下記より是非お申込みください。
セミナー概要
Well-being Power
組織のWell-beingを実現するワークプレイスの考え方
■講演内容
講演1
「働く人々のWell-beingをオフィス環境から実現するポイント」 株式会社清和ビジネス 働き方デザイン本部 本部長 丸山 史夫
講演2
「オフィス環境に+Well-being(プラス ウェルビーイング)
~はたらく人々が健康に過ごせるオフィス環境整備~
株式会社清和ビジネス 働き方デザイン本部 働き方研究室 チームリーダー 高谷 文子
講演3
「デジタルコミュニケーションを円滑にする環境づくり」
~無駄な時間とストレスを排除するハイブリッド会議環境~
株式会社清和ビジネス 働き方デザイン本部 ICTチーム
野間 操