後編【三菱地所グループ】MEC Industryの一気通貫型CLT製造工場

後編【三菱地所グループ】MECIndustryの一気通貫型CLT製造工場

三菱地所グループの一員として、国産丸太の調達から製材・加工、製品の製造、販売まで一気通貫して行っており、中でも「CLT」などの建材を販売されているMEC Industry株式会社様。

前編ではCLTの魅力や商品開発に対する熱い想いなどを語っていただきました。

後編の本記事では、見学させていただいた鹿児島湧水工場の様子をお届けします!

目次

鹿児島湧水工場におけるCLT製造の流れ

加工前の木たち

鹿児島湧水素材センターでは、原木の選木、皮むき、バチ取りが行われ、丸裸にされた木材は製材棟で板材に加工されるのを待っています。MEC Industlyでは、従来の工場では製材が難しく、有効活用が進んでこなかった直径30cm以上の「大径木」を活用することで、森林資源の利用拡大にも寄与しています。

製材棟へ

複数のセンサーにより、最も高い歩留まりを計算したうえで板材に加工されます。歩留まり率を高めるように日々取り組んでいます。

加工中にでた端材も無駄なく活用

加工中に出たおが粉は、家畜の敷床(ベッド)などに利用しています。

バーク(樹皮)は自社内のバイオマスボイラーの熱源として使用するなど、無駄をなくす取り組みでSDGsにも貢献しています。

乾燥

しっかりと時間をかけて木を乾燥させていきます。

製品化作業へ

板材に加工されたものが、製品化をする製造棟に運び込まれます。

製造棟の様子

次々と木材が加工されていきます。

いよいよ製品に

最終加工された「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2」が出来上がりました!

「(仮称)WOOD FLOOR UNIT 3.2」はかなり広い工場で製造されていますが、機械も使用したオートメーション化が進み、人の数は少なく感じます。出来上がった製品はキレイに並べられていました。

編集後記

今回お話を伺った那須さん、福田さんは「心の底から木がお好きなんだな」と感じられるほど、嬉しそうにお話をされる姿が印象的でした。
地元への愛、木への愛、CLTへの愛を感じさせていただき、私もインタビュー前に比べて木が好きになりました!
OAフロア以外にもさまざまな商品を開発していらっしゃるとのことなので、今後の展開をお聞きするのが楽しみです。

那須さん、福田さん、とても素敵なお話と笑顔をいただき、どうもありがとうございました!

〈インタビュー・撮影協力〉
MEC Industry株式会社
所在地:鹿児島県姶良郡湧水町木場3102
公式HP:https://www.mec-industry.com/


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