支店のオフィス環境、どうしてる?
支店や営業所のオフィス環境について、みなさんどのように管理されていいますでしょうか。
「うちは、支店で小さいオフィスだから、オフィス環境にはこだわっていないんですよ…」
と言われることも、珍しくありません。
本社のようにオフィスを管理する総務担当者が常駐していないので「総務の目が届かない」といったケースや、オフィス環境の整備が支店長、営業所長の業務に含まれているケースも見受けられます。
支店で活躍する社員の方も、所属の部署やオフィスの広さに関係なく、毎日生産性や効率を考えて働いています。オフィス環境のサポートも当然、必要ですよね。
紙やモノに溢れた、古いオフィスのままになっていませんか?
支店のABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)
その日の仕事内容に適したワークスペースをワーカーが選択する、ABWという働き方が近年多くの企業で取り上げられています。
ABWとは
オランダのコンサルティング企業であるVeldhoen + Companyが提唱した働き方で、日本では2018年12月に家具メーカーのイトーキが取り入れたのが最初と言われています。
同じくオランダ・アムステルダム発祥のコワーキングスペースであるSPACES(日本リージャス運営)が2016年より千代田区の大手町ビル、名古屋市のJPタワー名古屋にて、ABWのコンセプトをコワーキングスペース内で展開をしております。
https://www.spacesworks.com/ja/
生産性が高く、効率的に働けるだけではなくテレワークの流行によるフリーアドレス化(固定席の廃止)や、web会議の普及、ワークスタイルの影響もあって、今もなお高い注目を集める働き方です。
実際に清和ビジネスが担当させていたいただくプロジェクトの多くに、このABWの要素が採用されています。
ここでよく聞かれるのが、ABWの導入に必要な広さについてです。
面積が小さい支店や営業所でもABWは導入できるの?
支店や営業所で働く社員をサポートする手段に、ABW環境の整備は効果的なのでしょうか。
清和ビジネス 名古屋支店のABW
清和ビジネスの名古屋支店は、2022年7月に名古屋市中区栄の広小路本町ビルに移転しました。
そして、この機に島型のオフィスレイアウトからABW環境を整えたオフィスへと「進化」させています。
ワークポイント席数は全部で27席。広いスペースではありません。
しかし目的に応じて効率的な働き方ができるよう、集中エリアやスタンディンワークエリア、コミュニケーションエリアなどがそれぞれゾーニングされています。
図面で確認いただくとわかる通り、一つひとつのゾーンは数席ずつの割り当てになっています。これも日頃のオフィスでのワークスタイルを分析し何にどれだけの席数が必要かが算出されています。
支店オフィスのなかで、働き方や仕事内容に応じて働く場所を選択することで、業務の効率を高め、同時にオフィス内のコミュニケーションが活性化させた例としてご紹介させていただきます。
清和ビジネス 福岡支店では「ABW体験オフィスツアー」を開催
清和ビジネス 福岡支店では、省スペースを有効的に活用したABWオフィスへリニューアルを行っております。
名古屋支店同様に広いスペースではありませんが、それぞれの業務に適した働き方ができるよう設計がされています。
また、福岡支店ではABWオフィスを見学・体験いただけるオフィスツアーを開催いたします。九州エリアの方はぜひご参加ください。本社オフィスや大阪支店、上記でご紹介した名古屋支店に関しても、オフィスツアーのご案内を行っております。
Well-beingにつながるオフィス構築、WELL認証オフィスのご案内や上下昇降式デスクを活用したスタンディングワーク体験会も行っておりますので、ご興味・関心をお持ちいただいた方はぜひ、以下よりお申し込みください。
支店、営業所のオフィス環境の改善、ABW環境の導入は本社の成功体験をもとに支店や営業所にも浸透しています。そのスピードは、今後ますます加速することが予想されています。
省スペースでもABWは実現できる
清和ビジネスの支店のABW参考にしていただき、支店の社員が働きやすいオフィス環境を実現されてはいかがでしょうか。