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「ABW・ハイブリッドワーク」の導入が、Well-beingに繋がる!【セミナーレポート】

2024年、皆さんはどのような目標やビジョンを描かれているでしょうか。

2024年の干支は「辰」ですが、本来の干支は十干と十二支を組み合わせた60種類があり、2024年の正式な干支は十干の「甲」と十二支の「辰」が組み合わさった「甲辰(きのえたつ)」と言うそうです。

これまでの辰年に起こった歴史を振り返ると、辰年のキーワードと言われる「変革(転機)」や「激動」が示すように、2024年も時代が動く年となるかもしれません。また、これまでの努力や積み重ねが実って夢が叶いやすい年とも言い換えられるでしょう。

働き方のトレンド「ABW」と「Well-being」

さて、清和ビジネスでは、働き方やオフィス環境に関するWEBセミナーを定期的に開催し、「はたらく」をさまざまな視点でとらえ、そのトレンドやさまざまな対応策などについて解説してきました。

今回のWEBセミナーレポートでは、近年の働き方の注目トレンドである「ABW」と「Well-being」をテーマに取り上げました。

清和ビジネスでは、「Well-being」に早くから着目し、自社のオフィスにおいても自ら実践。さまざまな実証実験を行い、その効果をリアルに検証してきました。

WEBセミナー等でも積極的に取り上げることで、お客様からの「Well-being」への関心もより高まり、多くの問い合わせや導入のご相談をいただいています。

働きやすさ・優秀な人材の獲得の新たな基準「Well-being」

組織のWell-beingが高まると、従業員の生産性や創造性も高まり、売上にも貢献する効果があると言われております。

企業経営においてもWell-beingが注目されるとともに、従業員の働きやすさや優秀人材の獲得においても新たな基準となりつつあります。

2024年の年頭にあたり、組織のWell-being向上にどのように取り組み、推進していったら良いかをWEBセミナーレポートとしてご紹介いたします。

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幸福感や満足度の高い社員は、創造性も生産性も売上も高い

清和ビジネスでは、組織のWell-beingとは、「良い状態(幸福感や満足度が高い状態)が持続していること」を指しています。

組織内においては、ワーカーが心身ともに健康で、ストレスのない良好な人間関係やコミュニケーション環境を築けていることも重要な要素となっています。
 
米国の心理学の研究結果によれば、幸福度の高い社員はそうでない社員に比べ、創造性は3倍、生産性は平均で31%高く、売上は37%高いという傾向があると言います。*1

近年、従業員一人ひとりの「はたらく」ニーズが多様化していく中、それに応えるWell-beingな働く環境を整備することで、従業員が働くことに幸せを感じ、モチベーションやパフォーマンスの向上につながる企業や組織であれば、業務成果の向上や企業業績の改善にもつながっていくことでしょう。

では、どのように組織のWell-being向上に取り組んでいったらよいか、を具体的にご紹介していきましょう。

*1 出典:ハーバードビジネスレビュー2012年5月号「幸福の戦略」特集号

「ABW+ハイブリッドワーク」は、どのようなWell-being効果をもたらすのか

清和ビジネスでは、これまで約10年に亘って自社での組織のWell-being向上のためのオフィス環境づくりに取り組んできました。

そして、そこから得られた豊富な知見により、効率的かつより成果を高めるために「ABW+ハイブリッドワーク」の最適な組合せによる働き方とオフィス環境の改善が、組織のWell-beingを向上させることに繋がると考えています。

この2つのアプローチは、それぞれ異なる特徴や側面を持っていますが、現代の働き方におけるテクノロジーの進化を積極的に活用しながら、従業員に柔軟な働き方や労働環境を提供することで、ワーカーの生産性と満足度を向上させることにつなげていくものです。

 ABW(Activity Based Working)の特徴とは…

空間指向

ABWは、主に職場の空間デザインに焦点を当てます。ABWは、従業員が異なる活動やタスクに合わせて場所を選んで利用できるようになります。従業員は共有デスク、個室、会議室、リラックスエリアなどを選択できます。

柔軟性と選択肢

ABWは、従業員に柔軟性と選択肢を提供します。
個々の作業ニーズに合わせて最適な働く場所を選択でき、協力やコラボレーションのために最も適した場所が提供されます。

ハイブリッドワークの特徴とは…

時間指向

ハイブリッドワークは、時間に焦点を当てます。主にオフィスでの労働とリモートワーク(在宅勤務など)を組み合わせた働き方を指します。一部の時間をオフィスで働き、他の時間を自宅や遠隔地で働くことができます。

柔軟性とワークライフバランス

ハイブリッドワークは、仕事とプライベートのバランスを取る柔軟性を提供します。
通勤時間の削減、家庭と仕事の調和、個人の事情に合わせた作業の選択肢を含み、業務生産性の向上とワークライフバランスの実現のために、企業が提供する働き方の選択肢として必須になりつつあります。

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清和ビジネスが、これまで自社オフィスで
Well-beingに取り組んできたことと実証された効果

私たちが、これまでWell-beingの観点から、自社でどのような働き方やオフィス環境づくりなどに取り組んできたか、主な取り組み事例とその効果をご紹介します。

2014年から、全社にスタンディングワークを取り入れた執務デスクを導入し、従業員の健康促進とコミュニケーションを活性化

続いて、フリーアドレスを採用するとともに、オフィスに自然要素を取り入れたバイフィリックデザインの導入により、組織における縄張り意識が低下し、フラットな人間関係が促進されました

さらに、WELL認証の取得を目標に掲げ、Well-beingの観点からオフィス環境全体の改善を推進。
2020年にはWELL認証ゴールドランクを取得。この取り組みを通して、働く環境におけるWell-beingへの重要性の認識と社員の健康意識がさらに向上しました。

近年では、フリーアドレスを進化させた「ABW+WELL」によるさらなるオフィス環境改善とハイブリッドワークの推進に取り組み、心身とも健康で、無駄のない働き方を追求することで、個人の生産性とパフォーマンスの向上を図っています。

それぞれのステップで、目的を明確にしたこれらの取り組みを積み重ねることで、企業文化が変わり、組織の成長につながっています。

ABWについては、職種や業務内容に応じて、固定席との組み合わせで導入するケースも多いですが、最近ではバックオフィスでも、企画系の業務スタイルを取り入れる企業がますます増加傾向にあります。

すでに、ABWを一定レベルで取り入れている場合には、よりWell-beingなオフィス環境へのバリューアップを行う、下図のような「ABW+WELL」視点でのオフィス環境改善もさらなる成果向上が期待できるでしょう。

 ABWオフィスと固定席オフィスの比較 

ABWオフィスの特徴

対面コミュニケーションが活性化し、デジタル情報活用は大前提
自宅・シェアードオフィスも働く場

  • 行動範囲が広がる

  • 情報集範囲が広がる

  • 刺激がある

  • 他部門の動きがわかる

  • デジタル情報活用が進む

固定席オフィスの課題

タコツボ化を招きやすく、デジタル情報活用も手薄
リモートワークもしづらい

  • 行動範囲が狭くなる

  • 情報収集範囲も限定的

  • 刺激が少ない

  • 他部門に興味を持ちづらい

職種などによっては、こういったクローズドな環境が好ましい場合もあるため、固定席を一方的に否定するものではありません。

清和ビジネスは、トータルソリューションで
お客様とともにWell-being効果の最大化を目指します

『ABW+ハイブリッドワーク』の最適化と導入、運用においては、実は検討すべき内容はたくさん存在します。
たとえば、

  • マネジメント方法・評価指標などの検討

  • 業務内容に応じた最適なコミュニケーションのあり方と空間設計

  • 業務プロセスの改善とデジタル情報活用基盤の整備(ペーパーレス化含む)

  • オフィスのIoT活用の促進

  • 新たなワークルールや制度などの検討

  • 最適なコスト設計

など…

ABW導入の入り口は紙資料の整理とオフィスのIOT化

なかでも、いろはのいとも言えるもので、最初に手をつけるもののひとつとして、

  • ABWのデジタル情報活用基盤の前提となる「紙資料の整理」

  • ハイブリッドワークの効率的な運用を支える「オフィスのIoT」施策

などが有効と言えます。

セミナー動画のご案内

清和ビジネスでは、「ABW」と「Well-being」についてオンラインセミナーにて詳しくご説明させていただきました。
セミナーのアーカイブ動画を公開していますので、下記より是非お申込みください。

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概要

ABW・ハイブリッドワークの導入がWell-beingに繋がる!

講演詳細

  • ABW+Well・ハイブリッドワークの導入がWell-beingに繋がる!
    講師:株式会社清和ビジネス 働き方デザイン本部 本部長 丸山 史夫

  • 雑然としたオフィスを気分があがるオフィスに変える、”トトノエ”メソッド
    講師:株式会社ストラートデザイン 代表 大徳 弘恵氏

  • ハイブリッドワークを成功に導く「オフィス運用」とは?
    講師:Acall株式会社 Sales&Marketing Group フィールドセールスチーム 横山 隆太郎氏

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