オンライン会議や個人の集中作業スペースとして、多くのオフィスで使用されているワークブース。
フリーアドレスやABWが浸透し、オンライン会議も当たり前となったニューノーマル時代。
各社がオフィスでの生産性を重視するなか、ワークブースはオフィスに「無くてはならない存在」になりつつあります。
同時に、ユーザーのニーズに対応するため、ワークブースにもさまざまな種類が開発されています。
各社の働き方や導入の目的、使い方に合わせた「ワークブース選び」がオフィス課題の解決にとても重要な要素と言えるのではないでしょうか。
今回のhatarakuでは、これからワークブースの導入を検討する方にむけて、ワークブースの種類とその特徴をご紹介いたします。
各社がワークブースを導入に至るまでの背景
ワークブースにはさまざまな種類があり、各社のオフィス課題に応じてワークブースの選択が必要です。その代表的な導入目的、導入に至る経緯を挙げてみたいと思います。
①会議室が足りない!
「会議室を一人で使うのはやめてよ!」
この数年、会議室周辺でよく聞かれる言葉。まさに「ニューノーマル時代のオフィスあるある」。
営業先へ訪問する機会は減り、オフィスでのオンラインミーティングやプレゼンテーションを行うのも当たり前になりました。
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オンラインミーティングに集中するために会議室を使いたい
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来客があるのに会議室が空いていない。
「会議室争奪戦」は、オフィス出社率が増えるとともに激しさを増し、敗れたものは、スケジュールを翌週・翌週へと遅らせる。
ビジネスチャンスを失うことへの恐怖感を抱えながら「会議室を増やして!」と叫ぶ声に、総務担当者は頭を抱える。すぐに会議室を増やせたら良いのに…
②集中できる席が欲しい!
ABW、フリーアドレスの導入。これもまたニューノーマル時代のオフィスの特長と言えるでしょう。自席を持たず、その日の気分や、業務内容に応じて、好きな場所、好きな席で仕事をする。
テレワークの浸透と共に企業が抱えた社内コミュニケーション不足という経営課題。その解決施策の一つとして多くの企業がフリーアドレス化を導入しています。
コミュニケーションの活性化は、プライバシー、静音スペースを確保が必要となる側面を持ちます。
集中したいのに…。まわりの声が気になる。
さらに、会議室争奪戦に敗れし者が泣く泣く執務スペースでパソコンにイヤホンを指し、そしてボソボソと話しはじめる。
③すぐに会議室は増やせない!
オフィスに会議室をつくるには、それ相応の準備が必要です。
そもそも限りあるオフィススペース。オフィスの出社率が100%に戻ったという会社も多く、そのほかスペースを削って「会議室を増やす」のは容易ではありません。
設計に加え、電源や照明等の内装工事、家具の手配、各種手続きなどプロセスを踏む必要があり、会社への予算申請が難関という会社も多いのではないでしょうか。
だからワークブースがここまでヒットしている
会議室不足、集中ブースの導入、導入スピード
会議室不足のオフィスに、ワークブースはすぐに導入が可能です。行われる会議形態にあわせて、さまざまなタイプのワークブースが選択可能です。
そして、ワークブースは会議スペースとしての使い方だけでなく、周りからの雑音を遮断した集中ブースとして機能を発揮します。プライベート空間で集中力を高めることで、オフィスでの生産性を向上に導きます。
加えて、大掛かりな工事も不要。
電源や照明、換気など機能が整い、複雑なプロセスも省くことが可能です。
コンパクトなサイズのワークブースもあり、オフィススペースの効率化にもつながるケースも多く見られます。
ワークブースのタイプは用途や目的が異なる
ワークブースにもさまざまなタイプがありますか、大きくわけて3つのタイプに分けられます。
オフィス内でどの用途が求められるか、まずは、その整理をすることをお勧めいたします。
フルクローズ型ワークブース 1名~4名用
最高の集中環境とも言える、完全プライベート空間。
床・天井までがクローズし、高い遮音性が保たれます。
電源や照明といった設備も整う完全個別空間です。
フルクローズ型のワークブースの特長
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高い遮音性
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完全個室のプライベート空間
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コンセント、照明など完備
解決可能なオフィス課題
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会議室不足
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オフィススペースの有効活用
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オンライン会議に最適
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集中した作業スペース
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プライバシーに配慮したミーティング
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即導入、即利活用
セミクローズ型ワークブース 1名~複数人数
四方を吸音パネル等で囲い、天井は空いていますが外部からの音や視線を避け集中できる環境を構築する半個室空間。
家具の設置などに柔軟性を持てる商品もあり、「使い方」にも汎用性を持たせることができるのが特徴です。
セミクローズ型のワークブースの特長
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汎用的な使い方ができる
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吸音パネルで適度な遮音性
解決可能なオフィス課題
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会議室不足
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オフィススペースの有効活用
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チームミーティングに最適
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即導入、即利活用
オープン型ワークブース 1人用
デスクを吸音パネルで囲むなど、周囲の雑音を和らげる個人空間
移動が簡単なうえ、どのようなオフィスレイアウトにも対応し易い高い汎用性のあるワークブース
オープン型のワークブースの特長
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適度な個室感
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汎用性の高いコンパクトサイズ
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移動可能な自在性
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高いデザイン性でオフィスを彩る
解決可能なオフィス課題
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会議室不足
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オンラインミーティング
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即導入、即利活用
自社のオフィス課題に応じて「ワークブースを選ぶ」
ワークブースの大きな括りとして、3つのタイプをご紹介しました。そのなかでもオフィス家具メーカー別に、売り・推しどころが異なります。
当然価格も異なります。しかし、自社のオフィス課題を解決させるには、どのタイプのワークブースが必要かという基準には、上記3つのタイプの選定から入ってはいかがでしょうか。
そして、各メーカーの違いを比較しながら、どのメーカーのどのタイプのワークブースをどのように使うかと展開させます。
また、ブースの座り心地、遮音レベル、集中しやすさは個人で感じ方が異なります。ぜひ、各メーカーのショーオフィスを訪れ、プロの意見も参考に実際に試してみることを強くお勧めいたします。
サブスク対応!購入方法も選べるワークブース
最後に、急な会議室ニーズ、ワークブースの導入にもコストは発生します。即購入、社内申請をするのが簡単ではない会社が多数かと思います。
清和ビジネスでは、ワークブースの導入にサブスクリプションサービスを提供しています。
お客さまのご希望に応じてシミュレーションを組ませていただきますので、ワークブースの導入に関してぜひ、ご相談ください。
ショールームへのご案内、ワークブースタイプの選択など、プロの視点でご提案させていただきます。