「食の福利厚生」がオフィス満足度を高め人材採用にも好影響

皆さんの会社では、どのような福利厚生がありますか?
福利厚生に満足していますか?

オフィスに福利厚生の要素を導入する企業が増加

昨今では、優秀な人材に入社してほしい、従業員の満足度を高めて離職率を減らしたい、生産性を高めたいといった理由から、さまざまな福利厚生を導入する企業が増えています。

先日、オフィスでの「食に関する福利厚生」にスポットを当ててオンラインセミナーを開催しました。今回のhatarakuでは、セミナーレポートにまとめましたので、ぜひお読みください。

総務業務支援サービス「+one」で福利厚生を実現

コロナ禍で働き方が大きく変化し多様化する中、「総務のお仕事」は業務範囲が広がり、多忙を極めています。

そこで、清和ビジネスでは、総務部の皆さんのお仕事をサポートする「+one」と名付けたサービスを新たに立ち上げました。

「+one」サービスとは、総務部の業務効率化や企業価値を高めるお手伝いをするため日々の業務に「プラスワンの価値」となるサービスを提供することです。その一つとして、食の福利厚生をご提案させていただいております。

オフィスで「食の福利厚生」が人気となる背景

リモートワークから出社に戻る企業も増え、休憩スペースで食事をしながらコミュニケーションする機会も増えてきました。

そのような中、福利厚生の一環として食事代の一部負担やヘルシーな食事を提供することは従業員の健康につながり、社内のコミュニケーションの活性化にもつながります。

食の福利厚生は、企業のSDGsや健康経営への取り組みの一環としても注目されています。

求職者が企業を選ぶ条件としても、そのような取り組みをしている企業を挙げることが増えています。
今回は、置き型の食事サービスを展開している4社に、それぞれのサービスの魅力を紹介していただきました。

福利厚生に関するお問い合わせはこちら

■筋肉食堂Office

高たんぱく低カロリーな食事をオフィスに

https://office.kinnikushokudo.jp/

TANPAC株式会社が運営する筋肉食堂は、高たんぱく・低カロリーの副菜をおいしく調理して提供しているヘルシーグリルダイニングです。

体づくりに取り組むトップアスリートや芸能人も通っており、ダイエットや健康維持を目的にヘルシーな食を求める幅広い年代の人に評判が広がっています。都内4店舗の年間来店者数は26万人を超え、キャッチ―なブランド名ということもあり、メディアやYouTubeでも多く取り上げられています。

2022年には、福利厚生サービスとして利用できる置き型の社食サービス「筋肉食堂Office」をスタート。

サービスを導入すれば、専用冷凍庫を無料で貸し出し、設置してくれます。従業員3名のスモールオフィスから、従業員1,000名を超える大手企業まで利用することができます。企業が半額負担する場合、ワンコイン内でお弁当を購入できます。

朝食や昼食、夕食、会議のお弁当、間食など24時間いつでも好きなタイミングで利用でき、購入はQRコード決済ができます。なかには自宅での夕食のおかず用に購入する人もいます。

免疫力向上・疲れにくい体づくり

筋肉食堂Officeの魅力は主に3つあります。

1つ目は、レストランと同様の調理工程でシェフが手作りしているためおいしく、クオリティが高いことです。
2つ目は、トップアスリートの食事を管理している管理栄養士監修のPFC(タンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素)バランスです。
3つ目は100種類を超えるバリエーションです。

鶏肉や魚、大豆など高たんぱく低カロリーの食材をおいしく調理し、飽きることなく継続できるメニューを用意しています。栄養バランスもよく、健康的でおいしい食事を手軽に食べられるのは魅力です。

おにぎりなどを持参して、おかずだけを選ぶこともでき、カレーやパスタ、スイーツなども用意しています。

筋肉食堂のお弁当は糖質量が少なく、血糖値の上昇を抑制するたんぱく質と植物繊維が豊富なので、免疫力の向上や疲れにくい体づくりに効果があります。さらに、食後に眠くなりにくいため、午後の仕事にも好影響を与えます。

お昼ごはんのために毎回外出すると、ゆっくり食事ができないという不満をもつ従業員も、筋肉食堂Officeのサービスを利用すれば、休憩時間を有意義に過ごせるようになります。

SDGsや健康経営の取組も

お弁当箱にはエコ容器を使用し、消耗備品などもエコ素材のものを採用しています(SDGs目標12:つくる責任つかう責任、目標14:海の豊かさを守ろう、目標15:陸の豊かさも守ろう)。

また、冷凍弁当だからこそ廃棄ロスの発見にもつながります。賞味期限も7カ月以上あるため常備食としても活用できます(SDGs目標12)。このように、サステナブルな取組にもつながっています。

健康経営に取り組んでいる企業での利用もみられます。健康的な食事を福利厚生として補助することで、従業員の健康を増進するだけでなく、従業員の満足度向上、生産性向上にもつながります。

食事補助の福利厚生に取り組んでいる企業は、採用にもつながることがあります。

筋肉食堂Officeに関する問い合わせはこちらから

■オフィスおかん

働く人のライフを豊かにする

https://office.okan.jp/

https://office.okan.jp/

株式会社オカンは、「働く人のライフを豊かにする」というミッションを掲げ、オフィスで気軽に食べられる体に良い食事を提供するサービスを展開しています。

サービスの一つが、法人向け置き型社食®︎サービス「オフィスおかん」。

オフィスおかんは、企業の事業所内に専用の冷蔵庫を設置してくれ、食事に必要な使い捨てのお皿やお箸、スプーンなどのサービスもあります。

企業が準備するのは電子レンジのみ。
従業員は、冷蔵庫から商品を選び、自己申告制で現金かアプリで支払います。
食べ方は、おかず1品をトッピングするようなスタイルの利用が多い傾向にあります。メニューは和食を中心したものを毎月約20種類届け、1カ月で半分程度種類を入れ替えます。
従業員は、手ぶらでいつでも健康的な食事をすることができる福利厚生です。

健康・安心・おいしいお惣菜

従業員は、お惣菜を全て1品100円で購入できます。
今、職場の中で食べ物や飲み物を購入できるサービスが増えていますが、オフィスおかんのサービスが支持されてるいちばんの理由は、お惣菜の品質です。

管理栄養士と全国から厳選したお惣菜パートナー企業が1年以上かけて共同開発し、ふんだんに国産材料を使用した栄養バランスのいい食事を届けています。
また、厳しい原料選定ルールによって添加物を必要最低限に控えており、授乳中のお母さんや妊婦さんも安心して食べられる品質となっています。
冷蔵保存で賞味期限は1カ月以上を保証しています。

従業員10名未満から10万名超まで幅広い規模や業種の企業が利用しています。企業は、オフィスおかんの運営金としてシステム利用料金(月額費用)を負担します。

企業がなぜ導入するのかというと、置き型ならではの利便性だけではなく、その先の付加価値に期待をしているからです。

健康経営と従業員のエンゲージメント向上

企業がオフィスおかんを導入する目的の1つ目は、従業員の偏った食生活、不健康な食生活を会社として改善・サポートしていきたいという思い、すなわち健康経営の考え方です。

健康経営の取り組みの一環でオフィスおかんを導入している企業の一つに、健康経営優良法人に認定されている東京メトロがあります。
メトロ健康アクション」として、「オフィスおかん」を利用しています。

また、SDGsの取り組みとしてオフィスおかんを導入している企業もあります。従業員約100名の製造業の企業では、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」への取組を目標とし、具体的な取組としてオフィスおかんを導入しています。

企業が導入するもう1つの目的として多いのが、福利厚生を強化することで従業員のエンゲージメントを高めることです。

食の福利厚生によって、離職防止や採用強化につながることが期待されます。オフィスおかんは幅広い業界で導入されていますが、とくに医療・介護業界や運輸、物流業界といった人手不足が深刻な業界での導入率が高くなっています。

オフィスおかんに関するお問い合わせはこちらから

■OFFICE DE YASAI

はたらく人をエンパワメントする

https://www.officedeyasai.jp/

株式会社KOMPEITOは2012年に設立、主軸事業であるOFFICE DE YASAIは2014年にスタートしています。
「はたらく人をエンパワメントする」という社会的使命を掲げ、より健康的な食事ができる環境づくりの提案をしています。

従業員の健康にも環境にも優しい

OFFICE DE YASAIは、健康的な食事ができる設置型社食の福利厚生サービスです。新鮮なサラダやフルーツ、お惣菜などの健康的な食事を好きなタイミングで食べられます。

冷蔵の「オフィスでやさい」プランと、冷凍の「オフィスでごはん」プランの2種類のプランがあります。

「オフィスでやさい」プランは、オフィスに専用冷蔵庫を無料で貸し出し、設置してくれます。
冷蔵庫は4面透明で中の商品が見えやすくなっており、従業員の目にも留まりやすく、商品を選びやすい構造になっています。週に1回から、管理栄養士が監修した新鮮なサラダやカットフルーツ、ヘルシースナック、スムージー、軽食、麺類、お惣菜など50種類以上の豊富なラインナップをお届けしています。

1品100円というお手頃な価格で用意しており、朝食、昼食、間食、残業時などいつでも利用できます。

外食続きの従業員、カップラーメンやお菓子を食べている従業員の姿を見かけるなど、従業員の栄養面が心配という企業、健康診断の結果が芳しくなかったので、サラダやフルーツなど健康的な食事をしてほしいという企業におすすめです。

「オフィスでごはん」プランは、専用の冷凍庫を無料で貸し出して設置。健康的な無添加の惣菜から、ライスバーガーやサンドイッチといった軽食、お好み焼きやパスタ、プレートご飯など、30種類以上が毎月届きます。冷凍なので、全商品2カ月以上の消費期限を保証しており、かつ納品も月1回と手間が少ないことがポイントです。

トレーに乗っているものや、そのまま食べられるものも多いので、耐熱容器を必要とする商品は一部となっており、環境にも優しくなっています。

会社の周りに食事できる店が少ない企業、夜勤があるなど利用のタイミングが従業員によってばらつきがあるような企業、より低コストで始めたい企業にもおすすめです。

採用の強化や人材定着にもつなげてほしい

OFFICE DE YASAI導入のねらいは、食事補助だけではなく、「従業員を大切にしている」という会社の想いを目に見える形で従業員に伝え、働きやすい会社としてイメージアップし、採用の強化や人材定着にもつなげることです。

従業員が心身ともに健康的に働き、企業全体としてのパフォーマンスが向上し、従業員がより長く働ける環境づくりにつなげてほしいという願いをこめたサービスです。

OFFICE DE YASAIに関するお問い合わせはこちらから

■パンフォーユーオフィス

パンを通じたコミュニケーションを

https://office.panforyou.jp/

https://office.panforyou.jp/

パンフォーユーオフィスは株式会社PAN for YOUが提供する福利厚生サービスです。全国のパン屋さんが作るおいしいパンを、オフィスで働く従業員のために届けています。

従業員にとって、会社に出社する際の楽しみの一つとなったり、従業員同士のコミュニケーションが活性化したり、パンを通じてオフィスに笑顔を増やすきっかけをつくることができます。

オフィスに、パンのイラストが描かれた冷凍庫を無料で設置してくれます。冷凍庫は黒ベースのスタイリッシュなデザインで、さまざまなオフィスに合わせやすくなっています。
パンが最大160個収納可能です。冷凍庫を設置したあと、パンの納品や金銭の管理など運用に関する手間をすべてPAN for YOUが対応し、総務の担当者は手間がかからず、従業員はおいしいパンを100円で購入できるサービスです。

サービス導入企業は累計で300社を超えています。従業員数が数名の企業から大手企業まで、さまざまな従業員規模の企業が導入。オフィスワーカーが多い企業だけでなく、製造工場や建築現場など業種もさまざまです。

パンフォーユーオフィスを導入する理由としてよく聞かれるのは、主に4つあります。

手作りでこだわりの詰まったパンをオフィスに

1つ目は、地域のパン屋さんで作られた手作りパンを、PAN for YOUが毎月セレクトして職場に届けてくれること。メロンパンやカレーパン、時にはクイニーアマンやクロックムッシュなど選りすぐりのパン約8種類がオフィスに届きます。

惣菜系、低糖質、グルテンフリーなど体に優しいパンもあります。さまざまな種類のパンが届くことで、飽きがなく長く楽しむことができます。

パンは、PAN for YOUの独自の冷凍技術を使って、手作りでこだわりの詰まったパンをオフィスにいながら食べることができます。

2つ目は、利用シーンが多いことです。朝食、昼食、おやつ、残業時など幅広いシーンで利用できるため、従業員の欠食防止にもつながり、健康経営を促進することもできます。

3つ目は、会社の外で食事をする時間がないとき、手軽に焼きたてのパンを食べられることです。
電子レンジで40秒程度温めるとすぐに食べられるので、食事だけでなく、ミーティングが詰まっていてゆっくり食事をする時間がないときや、天候が悪くて外にランチに出られない場合にも重宝されています。

会社への帰属意識などの課題にアプローチ

4つ目に、社内コミュニケーション、ランチ難民、健康経営、社食充実、仕事の効率化、会社への帰属意識など、さまざまな課題にアプローチできることです。
おいしいパンを食べられるということだけでなく、最近では、社員に出社を推奨したい企業の施策の一つにもなっています。

パンフォーユーオフィスは、総務担当者の手間がほとんどかからず、手軽に従業員の満足度を高めることができるため、総務の人にもうれしいサービスです。

パンフォーユーオフィスに関するお問い合わせはこちらから

まとめ

企業ごとのニーズに合うサービスの選択を

4社の食の福利厚生サービスをご紹介しました。それぞれ魅力的なサービスを展開していますが、企業ごとのニーズや従業員の希望に合わせ、サービスのシステムや内容、価格などを比較検討してはいかがでしょうか。

清和ビジネスでは、SDGsに取り組むとともに、さまざまな健康経営への取組をし、健康経営優良法人に認定されています。今後も、皆さまの「はたらく」の課題解決のため、プラスワンになるサービスをご提供していきます。

当セミナーの詳細情報をご希望のお客様は、以下より
オフィスでの「食の福利厚生」について、お問い合わせください。
https://www.seiwa-koubai.com/contact/other

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